オコんにちは!オコナビ案内人のオコナビです!
この記事にたどり着いたあなたは
という方ではないでしょうか。
ブラインドタッチはあなたが思っている以上に作業効率を爆発的に上げてくれる、パソコンを扱う人にとって習得必須スキルです。
この記事は
パソコン使ってたらいつの間にかブラインドタッチできるようになっていたよ!HAHAHA!
ではなく
習得しようと決意して、道筋を立てて習得しました!頑張りました!
という方法でブラインドタッチを習得した僕がブラインドタッチの習得方法を解説していく記事です。
つまり再現性が高い、あなたも真似すれば習得できる可能性が非常に高いってこと!
この記事では
ということについて知ることができます。
一生のスキルがあなたに身につく記事なので少々長いですが最後まで読んでいただければと思います。
僕の場合ブラインドタッチの練習を始める前と習得後はこんな感じです。
初めてキーボードを触るようなわたしでも大丈夫なの?
この記事を読めば大丈夫です。むしろ変な癖を矯正する必要がないので覚えが早いと思います。つまり子供さんでもOK!
ブラインドタッチとは
ブラインドタッチとはキーボードを目視せず、画面を見続けながら文字入力を行うタイピングスキル。
というメリットがあり、デメリットは全く有りません。
ちなみに最近は「ブラインド(盲目)タッチは差別的だ」ということでタッチタイピングという呼び方をします。
ブラインドには「肉眼によらない」って意味もあるんだけどね・・・
キーボード見ながらでもタッチしてタイピングしてるよね・・・
履歴書に書いたり、人と話すときは「タッチタイピング」を使いましょう!この記事では検索回数の多い「ブラインドタッチ」という呼び方で統一します!
ブラインドタッチ習得期間は?
ブラインドタッチをこれから習得しようと考えている方が気になるのが習得期間ではないでしょうか。
ブラインドタッチ 習得期間などでネット検索してみると
1日でマスター可能!
2週間でマスター!
などさまざまな習得期間が踊っていますが、それらはどれも正解です。
つまり、「なにを持って習得とするか」という前提によって習得期間は大きく変わります。
習得期間 | 習得レベル |
1日 | ミスをしながら五十音をゆっくり打てる |
3日 | ノーミスで五十音をゆっくり打てる |
1週間 | ノーミスで五十音を普通に打てる |
2週間 | キーボードを見ながらタイプしていたときと同じ速度で打てる |
1ヶ月 | キーボードを見ながらタイプしていたときより速い速度で打てる |
?年 | 同僚と雑談しながら資料作りができる |
野球のピッチャーで例えると
習得期間 | 習得レベル |
1日 | キャッチャーまでノーバウンドでボールが届く |
3日 | きれいなフォームでボールが届く |
1週間 | ストライクに入れられるようになる |
2週間 | 正確にストライクに入れられるようになる |
1ヶ月 | 変化球を覚える |
?年 | プロ野球で三振を量産できる |
こんな感じです。
どの段階をもって習得とするかはその人の匙加減だよね。
僕の場合、「ストレスを感じずにキーボードを見ながらのタイピングより速く打てるようになった」のは1ヶ月くらいかかりました。
「ストレスを感じずに」ってことが結構難しいよ。
ブラインドタッチできないやつはダメなやつ?
ブラインドタッチ習得以前は
ブラインドタッチなんて覚えなくても支障ないし、大して効率も変わらないだろうし、無理に覚えるものでもないだろ・・・
と思っていましが、実際に習得してその効率の高さを体験すると
ブラインドタッチできないやつってもったいないなぁ。1ヶ月努力すれば世界が変わるのに・・・
と思うようになりました。「ブラインドタッチできないやつはダメなやつ」とまでは行きませんが、パソコンを使う機会が多いのにキーボードを見ながら作業している人をみると「損しているなぁ」と思うようにはなりました。
1ヶ月のブラインドタッチ習得期間で社会人の上位4割、大学生の上位2割に入れる
ちなみに社会人の6割、大学生の8割がタッチタイピンをマスターしていないという情報があります。
単純に考えると、1ヶ月程度の習得期間を設けるだけで、タイピングに関しては社会人の上位6割、大学生の上位2割に入ることができるということです。
マジで就職に有利になる気がしてきた・・・これは習得しておかないと・・・
普通に考えたら他の能力が同じであればできない人よりできる人を採りたいですよね。
ブラインドタッチの練習はゲームで行わないほうがいい【お寿司とか・・・】
タイピングゲームを使って楽しく習得するわ!
タイピングの練習で陥りがちな失敗は「最初からゲームを使って楽しく習得を目指す」という方法です。
ゲームは多くの場合タイプミスの少なさとタイピング速度をスコア化してエンタメ性を出しているので、
となる可能性が非常に高いのでおすすめしません。
お寿司などを使ったタイピングゲームはブラインドタッチを習得し、さらに正確性とスピードに磨きをかけるときに使用するものであって、習得のための教材としては使わないほうが良いです。
ブラインドタッチ習得におすすめのサイトは後述します。
ブラインドタッチ習得練習の5つのコツ
具体的な練習方法ではなく、僕がブラインドタッチを習得したときに気がついたコツを先にお伝えします。
それぞれ解説します。
ブラインドタッチの練習と普段のタイピングは完全に分ける
ブラインドタッチの練習を始めると
タイピングするときは常にブラインドタッチ!資料を作るときもレポートを書く時も練習できて一石二鳥!効率がいいわ!
と思う方が多いですし、こういった学習方法をすすめる方も大勢いますが、この方法を行うと尋常ではないストレスがかかります。
のでブラインドタッチの練習と通常のタイピングは完全に分けたほうがいいです。仕事やレポートにブラインドタッチを使うのは最低でも「キーボードを見ながらのタイピングと同じ速度でブラインドタッチができる」という段階まで待ったほうがトータル効率はいいですし、少ないストレスで習得できます。
ブラインドタッチの練習以外のときは普通に今まで通りタイピングをした方がいいのね!
ブラインドタッチの目標を低く持つ
ブラインドタッチでは数字をテンキーで打たずにキーボードの上の列のキーで入力しますので、すべてのキーをブラインドタッチで打鍵しようとすると、テンキーを除いた87キーを覚えることになります。
正直、最初からこのキー数を目指すのは無謀です。最初は五十音(アルファベット) ー(伸ばし棒) 。 、 くらいのブラインドタッチができることを目指しましょう。
目標を低くすることで覚えるキー数は30キーと、キーボード全体の1/3程度に抑えることができます。
習得スピードも3倍にできるね。
他のキーは必要であれば自然と覚えていきます。僕は上記のキーに加えて( ) ! ? : 「 」 ~ が打てます。正直数字は未だにミスります 笑
外付けのキーボードを使う
最近は多くの方がノートパソコンを使用していますが、ブラインドタッチの練習は極々一般的な外付けのキーボードを使うことをおすすめします。
ノートパソコンのキーボードは機種によってかなり打ちづらいものがありますし、機種によってキー配列やキーの大きさが異なるので「そのキーボードに最適化されたブラインドタッチ」を覚えてしまうからです。
パソコンを買い替えたときに困っちゃうわね
一般的なキー配列でキーピッチ(隣のキーとの間隔)が19mmのものを用意し、「一般的なキーボードに最適化されたブラインドタッチ」を覚えたほうが良いです。
「一般的なキーボードに最適化されたブラインドタッチ」がベースになっていればどんなキーボードにも対応しやすいです。
個人的にタッチタイピングに向いているのはクリック感がある青軸のメカニカルキーボードですが、デメリットもあるので最初はメンブレンキーボードで良いと思います。
ノートパソコンでも作業をするときは外付けのキーボードを使ったほうがいいよ。疲れにくい姿勢で打てるよ。椅子や机はもちろん、パームレストなんかを使って楽な姿勢を作れるようになるよ。
キーボードには日本語配列と英語配列というものがありますが、プログラミングを行う方ではない限り日本語配列のものを選ぶのが良いです。
英語配列と日本語配列の違いはたくさんあるけど、パッと見てわかるのは英語配列は日本語配列よりEnterが小さくてSpaceが長いよ。
詳しくは別記事で深堀りしています!
と言いつつその記事は鋭意執筆中!書き終えたらここにリンクを張っておくわ!
マーカーを付ける
ブラインドタッチではFとJのキーがとても大事になります。この2つのキーを支点に指を動かすことになるからです。
FとJのキートップには指で触ってわかるようにくぼみやでっぱりでマーカー加工が施されています。
どんなキーボードにもついているよ。使っているものをみてみてね。
ブラインドタッチの練習をしていると、打ちづらいキーや、指を伸ばしたときに触りにくいキーが出てきます。そういったキーに FやJの ようなマーカーをつけてあげることでミスを減らし、指に正しいキーの位置を覚えさせることができるようになります。
僕のマーカーは上のキーボード画像を見てみてください!
マーカーは専用のシールを貼ったり、ネリケシをつけたり指で触ってわかれば何でも良いです。ちなみに僕は木工用ボンドを1滴垂らしています。
木工用ボンドは一晩経てば透明になるし、触り心地もいい。いらなくなったらポロッと取れるしね!
この技はノートパソコンには使えないからやっぱり外付けのキーボードはあったほうがいいよ。
確かにノートに使ったら畳んだときにモニターに後がつきそうね・・・
毎日練習する、できれば一日45分
ブラインドタッチは体に覚え込ませる「反復による学習」です。
他の多くの学習と同じ様に、学習の空白期間が空けば空くほど学習を再開したときに必要な復習の時間が長くなります。
日を空けてブラインドタッチの練習をすると、「その日の学習は前回の復習に費やして終わり」ということもでてきます。
復習の時間を極力なくし、効率よく最短距離でブラインドタッチを習得できるように可能な限り毎日「ブラインドタッチ練習の時間」を設けるようにしましょう。
僕は毎日行っていました。時間が取れる日は何時間も、取れない日でも最低30分はやっていましたね。
人の集中力持続時間に関しては諸説あるけど、15分間の学習×3回=計45分の学習をさせるグループと、60分の学習×1回=計60分の学習をさせたグループでは前者の方が学習効率が117.2%良かったそうだよ。一日45分練習するのが理想!
ブラインドタッチ習得への道
ブラインドタッチを練習するにあたっての心構えというかルール的なものを解説します。ここの内容を守れるかどうかで習得までの時間はかなり変わってきます。
それぞれ解説します。
ローマ字入力で覚える
- 覚えるキーが26文字+α
- シフトキーを使う必要がない
- あ行以外最低2つのキーを組み合わせる必要がある
- かな配列を覚える必要がない
- 覚えるキーが50文字+α
- シフトキーを使う必要がある
- 濁音や半濁音以外は1つのキーで済む
- アルファベット配列も覚える必要がある
単純に日本語入力の手間、スピードを考えるとかな入力の方が優れていますが、ローマ字入力の方が一般的であることに加えて、習得までの労力が圧倒的に低いローマ字入力をおすすめします。
ローマ字を知らない小学生、子供はどっちで覚えればいいの?
ローマ字は簡単な文字なのでこれを機会に覚えることをおすすめします。まずはローマ字学習から初めて、ローマ字入力でタイピングを覚えるのが良いと思います。
両方覚えるとその後の人生がかなり有利になるけどね!子供のうちはどんどん吸収するから両方覚えるのもいいかも‼
ブラインドタッチ練習時間は絶対にキーボードを見ない
ブラインドタッチの練習を初めても、仕事や大学のレポート作成など成果を求められるタイピングはキーボードを見ながら行うということを説明しましたが、逆に「ブラインドタッチ学習の時間」は絶対にキーボードを見てはいけません。
もしもどうしても誘惑に負けて視線がキーボードに向いてしまうようであれば手元にタオルをかけて隠しましょう。
「キー配列がわからないから視線を下げてキーボードを見る」という癖は無理やり矯正するしかありません。
最初は少々ストレスになりますが我慢しましょう。
モニターに表示されるキーボードは見てもOK
ただし、キーの場所を覚えるまではタイピングの練習中にモニターに表示されるミニキーボードは見てもOKです。
大事なのは「視線を下げない」ということです。
とは言え、モニターのミニキーボードもなるべく見ないに越したことはありません。
キーボードと指を見るために視線を下げるということが最大の悪なんです。画面を見続けられればOKですよ!
ホームポジションは絶対に守る
タイピングはホームポジションという構えから始めます。
キーボードを見なくてもホームポジションを作れるようにF Jにマーカーがあるんだよ
ホームポジションの中心に体とモニターの中心がくるように構える
G Hの間に体の中心とモニターの中心を並べます。
こうすることで首や肩がモニターに対してまっすぐになるので疲れにくくなります。
ノートパソコンはG H がキーボードの左寄りにあるからこれができないんだよね。
手首は絶対に置く
手首が浮いていると
という大きすぎるデメリットがあります。手首を支点にしてタイピングを展開していけるように手首は机につけるようにしましょう。
手が小さい方などキーボード上列に指を運ぶのが大変になる場合はキーボードを傾けたりパームレストを使用するようにしましょう。
肘は絶対に肘掛けか机に置く
シンプルに肘を浮かせておくとすぐに疲れます。
肘掛けに置くか机に置くかしましょう。
正しい運指を守る
タイピングではどの指でどのキーをタイピングするかは決まっています。これを運指を言います。
人指し指は2列カバーします。
タイピングの練習では必ずこの運指の通りにタイピングするようにします。
運指をアレンジするのは速い速度で打てるようになってから
ブラインドタッチがめちゃくちゃ速い人は上の正しい運指ではなく、独自の運指を行う人が多くいますし、運指をアレンジすることは決して悪いことではありません。
あなたにとって「こっちの運指の方がいいなぁ」ということがあればアレンジしても良いですが、それは正しい運指で正確に、速くタイピングができるようになってから行うべきです。
なぜならば、正しい運指は「理論上多くの人にとって最も理にかなった運指」だからです。
まずは正しい運指を覚えて、自由自在に操れるようになってからアレンジをするようにしましょう。
タイプする度にホームポジションに戻る
ホームポジションと運指を完全に覚えるまでは、1つキーをタイプする度に必ずホームポジションを作るようにしましょう。
例えば「ゆ」とタイピングするとき、右手の人差し指はj y j u jという運指になるということです。
一回一回ホームポジションに戻ることで正しい運指を指に覚えさせることができます。
ホームポジションに戻らなくなるのは速く、正確に打てるようになってから
一回一回ホームポジションに戻るのはあくまでも「運指を覚える」という目的です。
運指を覚えたらホームポジションに戻らずにj y u jとショートカットしても良いです。というかショートカットしたほうが良いです。
これも十分に慣れてから行うようにしましょう。
慣れてきたらタイピングをチャンク化する
チャンクとは塊のこと。タイピングを塊にするとは、例えばキーボードでこんにちはとタッチタイピングするとき、初めはk o n n i t i w aと9つのキーをタイピングします。
普通のことよね。
慣れてくるとk oをほとんど同時に押せるようになります。するとko n ni ti waという4つの塊として文字を打てるようになります。
更に慣れるとkon niti waになり、最終的にkonnitiwaと流れるようにタイピングできるようになります。
つまり、最初は9つのキーだったものを反復によって1つの塊、こんにちわにできるということ。
このときの運指は「そのチャンクに最適化した運指」、つまり「アレンジした運指」になります。
ブラインドタッチの経験が積み重なるほどチャンク化できる言葉は増えていきます。
初めは「文字」を、次に「単語」を、最終的に文章そのものをチャンク化していくことを目指しましょう。
だいぶ先の話だよ。今は気にしなくて大丈夫。頭の片隅に入れておいてね。
最もおすすめのブラインドタッチが習得できる無料練習サイト、マイタイピングの使い方
ここからは具体的な練習方法を解説します。
練習はマイタイピングという無料でタイピングの練習ができるサイトを使います。僕自身様々なサイト、ソフトで練習しましたが、ブラインドタッチ取得後、
結局マイタイピングだけでよかったな。遠回りしたな。マイタイピングだけやっとけば良かったわ。
と思ったほど優秀なサイトです。
ただし闇雲にタイピング練習をすると他の練習サイトと変わらないので、段取りよく練習していきましょう。
マイタイピングを使った効率の良い練習方法は
という流れです。これだけでブラインドタッチは習得できます。
それぞれ解説します。
タイピング練習の基礎編と習得編をすべてクリアする
これをすべてクリアしてください。クリアできたら二度とやらなくて良いです。
復習不要なのでどんどん進めてください。
習得編のあとに「特訓編」というものがありますが、特訓編からは急に難易度が上がります。この段階で特訓編をクリアしようとすると心が折れるので特訓編は今は無視して基礎編と習得編のみクリアを目指してください。
毎日タイピング練習長文編使ってタイピング練習特訓編をクリアする
基礎編と習得編をすべてクリアできたら、下のリンク先から「毎日タイピング練習-長文編」を1から順にクリアしていってください。
「毎日タイピング練習-長文編」 を使った練習方法の流れは下記の通りです。
という流れで練習していってください。
タイピングがうまくいかないときはプレイ終了画面の右下に表示される「特訓スタート!」というボタンをクリックします。
するとあなたが苦手としているキーの「特訓編」へ飛ぶのでしばらくそこで特訓をしてください。
さっき「難易度が高くて心が折れるから」という理由で飛ばしたやつだね!
苦手を克服できたと感じたらまた長文編に戻ってチャレンジしましょう。
これを繰り返しているうちにブラインドタッチはマスターできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ブラインドタッチを習得するためのコツや具体的な練習方法を網羅的に解説しました。
過去にブラインドタッチ習得を諦めた方、挫折した方でもこの方法を使えば確実に習得することができます。
一度身につけば一生モノのスキルなのでとりあえず1ヶ月は集中して頑張ってみてください。わずか1ヶ月の努力で誰にも奪われない財産を得られます。
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