オコんにちは!オコナビ案内人のオコナビです!
この記事にたどり着いた方は、
- グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】が欲しいけど、しっかり納得感を持って購入したい
- グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】が本当に自分の用途に合っているか確認したい
- 実際に座ったことのある人のレビューを探している
という方ではないでしょうか。
この記事では、グロウスピカベースを購入するために、
に全力で試座した結果、あっさりエリートを購入した僕が、メーカーHPにも出ていないグロウスピカエリート【GrowSpica Elite】のレビューをするものです。この記事を最後まで読めば、あなたにエリートが本当に必要かどうかがわかり、納得感を持って購入を決めることができます。
試座できる場所や最安で購入する方法も紹介するのでぜひ最後までお付き合い下さい。
本記事は「本気で購入を考えているガチ勢」向けの内容なので文量や写真がとても多いです。
最後まで読んで頂けるか不安はありますが、その代わり、ガチ勢が気になっていることにはすべて回答できていると思います。公式さんよりも詳しく解説しています。お高い買い物なので是非最後までお付き合い下さいね。
- グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】概要
- グロウスピカ エリート開封&同梱物等
- グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】組み立て
- グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】の実際の組立時間は?女性でも5分は本当?
- グロウスピカエリート 高さ調整、座面調整、気になるアームレストなど機能レビュー
- 耐荷重
- アルミ合金の高級デザイン
- メッシュ素材感
- 動的可動式ランバーサポート
- 【要チェックレビュー】ランバーサポート4段階前後調整
- 一本のレバーで3つの操作
- 【要チェックレビュー】競合チェアで最も寝る!140°、4段階リクライニング調整
- 体重が軽くても快適!リクライニング圧力調整
- 座面の前後調整
- 【要チェックレビュー】競合で最も低い!座面高調整機能
- 座る人の身長
- 血流が悪くなりにくいカーブ構造の座面
- 背もたれは14段階・7cmの高さ調整が可能
- 高さ・角度調整可能なヘッドレスト
- 【要チェックレビュー】エルゴヒューマンより長いフットレスト
- プロ・ライトから大幅改善されたアームレストの調整方法
- 【要チェックレビュー】購入の決め手!プロ・ライトにはないアームレスト追従機能
- 静音キャスター
- ハンガー付
- グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】の特に良いところ、メリット
- グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】のデメリット、悪いところレビュー
- グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】がおすすめの人
- グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】を試座できるところは日本で一箇所だけ
- グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】ブラックを最安で買えるのはAmazonではなく、楽天(まとめ買いなら公式)
- まとめ
グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】概要
全体サイズ | 幅52.3x奥行65.5x高さ103.5-128.4cm |
座面高さ | 44.0〜55.5cm |
座面幅 | 52.3cm |
座面奥行き | 奥行72mm/6段階 |
アームレスト高さ 調整幅 | 59.4〜77.6cm |
アームレスト高さ 調整幅 | 7cm/1.2cmずつ6段階 |
アームレスト前後 調整幅 | 5.5cm |
アームレスト前後 調整幅 | 2.5cm |
アームレスト角度 調整幅 | 内20°/外20° |
ヘッドレスト | 幅34×奥行14.5~21cm |
ヘッドレスト調整幅 | 高さ6.5cm 回転角度38度 |
脚 | 半径34cm |
キャスター | 直径6.5cm |
ランバーサポート 調整幅 | 奥行2.5cm/4段階 |
背面調整幅 | 高さ7cm/14段階 |
リクライニング | 90~140度/4段階 |
メッシュ素材 | WINTEX製フルメッシュ |
フレーム | リマーナイロン+ガラス繊維+ポリプロピレン+アルミ合金 |
アームレスト | ポリマーナイロン+20%ガラス繊維+PU(ポリウレタン)CFCsなし+アルミ合金 |
ハンガー | ポリマーナイロン+20%ガラス繊維 |
シャーシ | アルミ合金 |
キャスター | ポリマーナイロン+PU(ポリウレタン)CFCsなし |
シリンダー | 4級クラス |
製品本体重量 | 23.58kg |
包装重量 | 29.68kg |
包装サイズ | 830×640×530mm |
耐荷重 | 135kg |
グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】は腰を支え、姿勢を保つ、人間工学デザインなフルメッシュワークチェア。
作業中、ついつい猫背になってしまったり、首痛、腰痛、腕の疲れを改善できる可能性があるナイスなチェア。
夏のゲーミングチェアを経験するとメッシュチェアしか座れなくなりますよね…
エアコンガンガンにしててもお風呂上がりとかは結局蒸れるのよね…
プロ、ベース、ライトとの比較
グロウスピカにはエリート、プロ、ベース、ライトの4モデルがありますが、それぞれの違いをまとめた表を載せておきます。
エリート | プロ | ベース | ライト | |
発売日 | 2023年8月 | 2022年1月25日 | 2023年8月 | 2022年1月25日 |
腰背の分離 | ◯ | ◯ | ◯ | ✗ |
1レバー操作 | ◯ 普通デザイン | ◯ カッコイイ | ✗ | ◯ |
腰の前後調整 | ◯ | ◯ | ◯ | ✗ |
ヘッドレスト | 高さと角度の2D | 高さと角度の2D | 高さと角度の2D | 高さと角度の2D |
静音キャスタ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
キャスター | 65mm | 65mm | 60mm | 不明 |
メッシュ | 韓国製 | 韓国製 | 中国製 | 不明 |
ハンガー | ◯ | ◯ | ◯ | ✗ |
背面高さ調整 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
座面調整 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
アームレスト | 4D・高さ59.4cm〜 | 4D・高さ64.4cm〜 | 4D・高さ61.9cm〜 | 3D・高さ61.9cm〜 |
全体素材 | アルミ合金 | ナイロン | ナイロン | ナイロン |
フットレスト | ◯ | ◯ | オプション | ✗ |
リクライニング | 4段階 | 4段階 | 3段階 | 不明 |
リクライニング角度 | 140° | 135° | 135° (とは思えなかった) | 不明 |
製品重量 | 23.58kg | 22kg | 19.2kg | 18.9kg |
現在価格 | 79,800円 | 69,825円 | 44,800円 | 54,800円 |
座面最低位置 | 440mm | 465mm | 440mm | 465mm |
アームレスト追従 | ◯ | ✗ | ✗ | ? |
アームレスト操作性 | ◯ | ✗ | ◯ | おそらく✗ |
グロウスピカの4モデルの内、エリートは最上位モデルになります。
- エリートとプロの違いはアルミ合金か樹脂かの違いだけ
- メッシュの生産国やキャスターサイズ、リクライニング段階、フットレストが違うだけ
と解説している方もいますが、それは大きな間違い。エリートとプロには細かくてもとても重要な違いが多数あります。HPをしっかり読み込まないと気づけない違いや、そもそもHPに載っていない大きな違いがあったりします。
僕自身、ネットの情報だけでベースを買おうと思っていましたが、試座から帰る道でエリートを買うことを決意していました…。
上の表にまとめた詳細は記事後半のレビューに反映させています。
グロウスピカ エリート開封&同梱物等
グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】を開封していきます。天板の幅が120cmの電動昇降デスクの足の間にピッタリと収まるくらいのサイズ感。
梱包サイズは83 x 64 x 53 cmとかなり大きめ。梱包重量も29.68kgとかなり重いので女性一人では運ぶのが難しい。配達の方に玄関先まで上げてもらえば、ズリズリ引きずって部屋まで持っていくことは可能。
男性であれば、重さ的には一人で担いで2階に上げることもできますが、サイズが大きく持ちにくいので、2人で持った方がベター。
女性が一人で2階まで上げるのは不可能よ…
ちまみに、屈強な佐川急便さんも台車で玄関先まで運んできていました。普段は大抵のものは手運びなんですが…。
グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】内容物
内容物を確認するために早速開封していきましょう。
蓋を開くと組み立て図が印刷されたダンボールが出てきます。これを部屋の壁に立てかけて、確認しながら作業を進めていくことにします。
紙の説明書だと、都度めくったり、閉じたりしてしまって面倒。ダンボールだと常に確認しながら作業できるのでかなり便利でした!
組み立て図ダンボールの下には大判のプチプチシートが収納されています。「チェアを組み立て作業する時の作業用マットとしてお使いください」とのメッセージが添えられています。これの上で作業を進めていきましょう。
グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】は金属パーツがメインなので、「プチプチシート敷いておいて良かったー」と思う瞬間が2度ほどありました。床を傷つけなくて済みました!
シートの下には椅子の材料が収納されています。
パーツそれぞれは組み立てながら確認するとして、小物が入っている小さな箱を開封します。
グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】組み立て
まずは大まかな流れを確認します。
たった5ステップで完成します。
スムーズに作業すれば、女性でも組み立てには5分もかかりません。
引用元:RASICAL
と公式がアナウンスしているので、そのあたりも意識して組み立てていきましょう。
キャスターとシリンダーをベースに取り付ける
使用するのはこちらの3部材。キャスター、ベース、シリンダー。
グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】のベースは金属製なので、プチプチシートの上で作業しないと床を傷つける可能性があります。
キャスターもシリンダーも手で押し込むだけ。しっかり奥までお仕込みましょう。
シリンダーの上下を間違えないように注意。
なんだか最初の作業でかなり進んだ感がありますね。
本体にベースを差し込む
本体はすでに組み上がった状態で箱に入っているので、使用するのは先程組み付けた部材と本体の2部材のみ。
組み立て作業で一番苦労したのがここ。何が苦労したかというと「箱から本体を出す作業」です。
箱にピッチリ入っている本体を出そうと持ち上げると、箱も一緒に持ち上がってしまいます。「箱を抑える人」か、「箱を抑えつつ、一緒に本体を持ち上げてくれる人」がいた方が良いです。
無理をすれば一人でもいけますが、腰痛める可能性があるのでおすすめしません。
ぼくはここでヘルプを頼みました。頑張ればいけますが、無理して頑張るものでもないので…
指示書に「横にした方が作業しやすい」とあるのでその通りにします。
奥まで押し込んだら引き起こせばこの工程は完了。
本体を横にするので、ここでもプチプリシートは活躍してくれましたよ!本体の背中側は金属なので!
ヘッドレストとフットレストが着いていない状態ですが、かなり椅子らしくなりました。というかこの状態でもシンプルで十分かっこいいですね。
ハンガーをヘッドレストにセットする
ヘッドレストにハンガーを取り付けます。ハンガーが不要な方は飛ばしてもいい作業になりますが、多くのオフィスチェアのハンガーがオプションである中、グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】は標準装備。せっかくなのでつけていきましょう。
僕はハンガー不要はですが、椅子を移動させる時の取っ手になるので少しだけ便利な感じです。
使用するのはヘッドレスト、ハンガー、組み立てツールセット(工具&予備を含むボルト等)の3部材。(写真にはメンテナンスツールも写っていますが使いませんでした)
ハンガーにヘッドレストを挿入します。ハンガーのボルトを入れる穴が下になるように入れていきましょう。
説明書には
片方ずつ差し込むと折れる可能性があるため、両側を同時に差し込んで下さい
と書いていますが、結構難易度が高いです。今回の作業で一番ハラハラし、力を使った瞬間でもあります。
「両方同時に」というのは結構難しいので、義務ではなく努力義務程度に考えて作業するのが精神衛生上良いと思います。
非力な女性がやる場合は結構覚醒しないと無理かも…?
また、
バリのように見える部分はカットしないで下さい。
とも書いてあります。このバリに見える部分はヘッドレスト調整のストッパーになるので絶対にカットしないようにしましょう。
一瞬「このバリ落としたらうまく入るんじゃ?」と考えてしまうくらい入りにくいです。
ヘッドレストとハンガーを一体化できたらボルトと六角を使って固定していきます。固定する場所はどこでもいいですが、下の方だとヘッドレストを本体に入れられなくなるので、一番上で固定するのがおすすめ。
一番上で固定したほうが、ハンガーにかけた衣類が床につきづらくなるしね!
ヘッドレストの支柱側にはネジ山が存在せず、単にボルトを支柱に押し付けて固定するという、なかなかにイケていない仕様。力任せにボルトを回すと支柱が傷ついてしまうのでほどほどに…。
ヘッドレストを背もたれに挿入する
ヘッドレストを本体に差し込みます。ハンガーを差し込んだときよりはマシですが、ここでも結構力が必要。
ヘッドレスト不要な方は
ヘッドレストをつけない方用に、【ヘッドレストを入れる穴を塞ぐ部材】が付属しています。ちょっと見た目が良くなるだけですが、こういった細かいところまで考えてくれているのは素晴らしいですね。
椅子が完成したあとに「これ何だ?」となりましたが、ここの養生用でした…
フットレストを取り付ける
最後の工程、フットレストの取り付けです。使用するのはフットレスト、ボルト、ボルトにつけるキャップ、プラスドライバー。
本体座面の下部にフットレストの棒を挿入する穴があるので入れていきます。
このままだとフットレストを出した時に落ちてしまうので、キャップをボルトで固定します。
組み立て完了
フットレストをインストールしたら組み立ては完了です。次は組立時間についての実績を載せておきます。
本体がアッセンブリされているので組立時間はとても楽でしたよ!
グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】の実際の組立時間は?女性でも5分は本当?
- Qグロウスピカエリート【GrowSpica Elite】は女性一人でも5分で組み立てられますか?
- A
梱包状態からスタートで、初見であれば不可能。開封されたパーツが整然と並んでいる状態で、何台かの組み立て経験があれば可能だと思います。
ちなみに男性1名でも初見だと30分かかります。
今回の組み立ては、
という組み立てでした。この条件での組立時間は、40分でした。(開封写真撮影から完成写真撮影までの時間)
写真撮影自体はそれほど時間がかかっていないので、写真を撮らなくても30分はかかっていたと思います。
本体を箱から出すときも、腰を痛めるリスクを負って少し無理をすればできないことはなかったですし、1人でも2人でも時間的には変わらない感じだったので、この記事の結論としては、
本体を持ち上げられて、ヘッドレストやハンガーを力で入れられるならばそこに性差はないので、
ということにしておきます。
公式が「女性でも5分で組み立てられる」ってアナウンスしているのは嘘なのね!!
と思うかもしれませんが、今まで組みた立てきた歴代の椅子と比べると組み立て自体はとても簡単なので、
- パーツが全て箱や袋から出ている
- パーツが全て整然と並べられている
- 何台か組み立てた経験がある(ヘッドレストやハンガーを入れるコツを掴んでいる)
という条件であれば女性でも十分5分以内で組み立てられると思います。
梱包状態から初見で5分で組み立てるのは無理
備考:お片付け時間は?
梱包状態のグロウスピカエリート【GrowSpica Elite】は大量の養生用ダンボールを使用しています。試しに組み立て完了後に椅子が入っていた大きなダンボールに養生用ダンボールを戻してみましたが、「これのどこに椅子が入っていたんだ?」「椅子を組み立てたのは夢幻だったのか?」と思うほど。
手を切らないように付属の軍手をし、手持ちのカッターで養生用のダンボールと椅子が入っていた大きなダンボールをコンパクトに畳むまで全力作業で10分かかりました。
グロウスピカエリート 高さ調整、座面調整、気になるアームレストなど機能レビュー
各部のレビューを書いていきます。前半は試座時のレビューや調べたことをメインにし、後半で実際に手元に届いてからのレビュー、写真を交えてのレビューをしていきます。
僕の好みや変なこだわりも書いているので、
ちょっと何言ってるかわからない…
という部分は読み飛ばして、段落最後のメモ書きだけ目を通していただければそれぞれの機能の良い部分と悪い部分が伝わるようにしています。
耐荷重
グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】の耐荷重は135kg。「まいう~」の石塚氏によると135kgになると関節から音がし始め、(気道が狭くなるため)喉からピーピー音がなるとのこと。体から異音がでていない方は安心して体を預けることができます。
前のモデルのプロはポリマーナイロン製だったので、リクライニング時にきしむ音がでることがありましたが、エリートはアルミ合金フレームなのできしみ音も少なくなっています。
座る人も椅子からも音が出ないってことね…
アルミ合金ではない他のモデルも耐荷重は同じ135kgなので、アルミ合金は「きしみ音」「高級感」に寄与しているようですね。
実際に使ってみた耐荷重レビュー
僕は体重71kgなのでグロウスピカエリート【GrowSpica Elite】の最大耐荷重の約半分ですが、きしむ音はまったくと言っていいほどしません。以前使っていた20000円の樹脂製のメッシュチェアはリクライニング時や椅子を回転させた時にキシキシ音が出ていましたが、この椅子は全くと言っていいほど音がしません。
もしも今後きしみ音がでたら座面下のリクライニング可動部にシリコンスプレーでも吹けば解決しそう。
アルミ合金の高級デザイン
エルゴヒューマンのようなアルミ合金のフレームはとても高級感があります。一方で、「ギラギラした感じが嫌い」という方も多いので好みが分かれるかと思います。オフィスにあっても違和感はないですが、自宅で使用する場合はご自宅のコンセプトとマッチしているかご家族と相談が必要かもです。
ご家族に「ギラギラした感じが嫌」と言われたら「プロだときしみ音がでるんだよ。エリートはアルミ合金だから音が少なくてストレスないよ」と説得しましょう 笑
実際に使ってみたアルミ合金の高級デザインレビュー
実はこのギラギラ感、個人的にあまり好きではないので、マイナスポイントとして捉えていました。試座したときも、
このギラついた感、部屋にあると圧迫感あるだろうなぁ…
と感じていました。
しかし、ショップでのギラギラ感はショップの照明によるところが大きかったようで、部屋の照明程度ではギラギラ感はかなり落ち着いて見え、嬉しい裏切りとなりました。
メッシュ素材感
エリートとプロのメッシュは韓国製で、ベースのメッシュは中国製。
ベースよりも上位モデルの2モデルが韓国製で、それをわざわざスペック表に書くということは韓国製の方が上位素材であると推察できます。
実際に触った感じは、ベースはゴム感があるというか、ペタペタしているというかゴムゴムしているかというか…。一方でエリートとプロはベースよりもサラサラしていて「あ、こっちの方が手触りいいな」と感じました。
その後試座したときに思ったことを正直に載せておきます↓
(裸で座るわけでもあるまいし、正直メッシュの質感なんてどうでもいいな…)
実際に使ってみたメッシュ素材感レビュー
エリートと同じ素材を使用しているプロのメッシュは、
パリっとしていて硬め。長時間ではおしりが痛くなり、リラックスできない
と評されることが多いのですが、個人的にはかなり好み。
僕は元々リクライニングをフルに倒して無重力な感じで作業をするので、体圧は背中や頭に分散され、お尻が痛くなることはないのですが、リクライニングを起こして作業をしても特にストレスなく作業ができました。
メッシュは経年劣化でどうしても弛んでくるので、個人的にはもう少し張ってくれていてもいいと感じたくらいです。少なくとも購入を見送るほど、購入後後悔するほど硬く感じることはありません。
動的可動式ランバーサポート
腰に当たるランバーサポートは独立可動式なので、姿勢やその人の腰の形状に合わせて、常に腰の自然なS字をキープしてくれます。リクライニング時に邪魔に感じる気もしますが、実際は気になるほどではなく、むしろ適度な圧力が心地良く感じました。
ランバーサポートの圧力はエルゴヒューマンやCOFOよりも若干強め。とはいえ、独立ランバーサポートの椅子を選んでいる方は腰に悩みを持っている方が多いと思うので、しっかりサポートしてくれるグロウスピカを選んで後悔することはないかと。
実際に使ってみた動的可動式ランバーサポートレビュー
リクライニングを深く倒すほど、動的可動式ランバーサポートの動きも大きくなり、「姿勢に合わせて自動でサポートしてくれている」と感じることができます。
適切な張りのランバーサポートのメッシュも合わさってかなりいい感じに腰をサポートしてくれます。少し心配だった「強め」と言われる圧力も僕にとってはとても適正。これ以上弱かったらサポートとして少々頼りなく感じていたかもしれません。
【要チェックレビュー】ランバーサポート4段階前後調整
独立したランバーサポートは前後4段階で調整することができ、最大2.5cm突き出せます。これはCOFOはもちろん、エルゴヒューマンにも実装されていない機能。
ちなみに前述の「ランバーサポートの圧力はエルゴヒューマンやCOFOよりも若干強め」というのは調整機能をもっとも圧力がかからない状態にしたときの話。グロウスピカのランバーサポートが如何にしっかり機能するものかわかると思います。
心地よい圧力でS字を意識させられ、集中力が高まります!リラックスモードのときも適度な圧力で気持ちいい!
グロウスピカにはオカムラやコクヨなど、一部高級チェアに搭載されている前傾姿勢モードはありませんが、ランバーサポートを突き出すことで腰を支えてくれるので前傾姿勢でも作業しやすい仕様になっています。
座面調整機能を併せて使って座面を短くすれば前傾姿勢でお絵描きしやすいです!
実際に使ってみたランバーサポート4段階前後調整レビュー
自宅で使ってみても、ランバーサポートはしっかり腰をサポートしてくれました。もしも「ランバーサポートの存在を感じないくらいで使用したい」というのであればグロウスピカシリーズはおすすめしません。座った状態なら最弱にしてもしっかり存在感があります。
ショップで試座したときは、
一番前に出して(圧力が最もかかる状態)使うことはないだろうな。
と思っていましたが、意外や意外、僕のようにリクライニングを倒して無重力状態で作業をすると、ランバーサポートを最強にしたときに【腰の隙間】をしっかり埋めてくれるので、僕は常に最強で使用しています。
一本のレバーで3つの操作
エリート・プロ・ライトはたった1本の小さなレバーで座面の前後移動、座面の高さ調整、リクライニング調整を行うことができます。
一点覚えておきたいのが旧世代のプロとライトの方がレバーがスタイリッシュでかっこいいということ。
プロのレバーは独自性のあるカッコイイ金属のレバーですが、エリートのレバーは一般的なオフィスチェアと同じく、横から飛び出した普通の樹脂製レバーに変更されています。
まぁこの辺りは好みの問題ですが、僕としては改悪に感じました…。
グロウスピカプロのレバー。さりげないメタリックがかっこいい。
引用元:RASICAL
実際に使ってみた一本のレバーで3つの操作レビュー
ショップでは少々使いづらさを感じていましたが、少し触って慣れてしまえばこんなに楽な操作はないと思えるくらい楽です。
僕は座面の前後と高さは都度変えず、背もたれは固定しないで使用するので「レバーは常に手前に引かれた状態」になっています。
でも正直プロのレバーがうらやましいです。とはいえ、どうせ座っているときは見えないので良しとします。
【要チェックレビュー】競合チェアで最も寝る!140°、4段階リクライニング調整
リクライニングの角度(背板を最も倒せる角度)は140°。これは競合のエルゴヒューマンやCOFOよりもかなり倒れます。
グロウスピカエリート | 140° |
グロウスピカプロ・ベース | 135° |
エルゴヒューマン | 128° |
COFO | 125° |
僕は【座って姿勢を正すより、寝ながら作業した方が体圧分散されるから疲れにくいに決まってるだろ】という考えなので角度はとても重要視しています。エリートにはエルゴヒューマンよりも長いオットマンがついているので深い角度のリクライニングを相性抜群。
座って良し、寝て良しってことだね。
実際に使ってみた競合チェアで最も寝る!140°、4段階リクライニング調整レビュー
ショップで試座したときもリクライニングの深さに驚きましたが、自宅で試したときも新鮮に驚けました。
フットレストに足を乗せてリクライニングを倒すと感覚的には「このままひっくり返るんじゃないか」というところまで寝てくれます。(慣れれば快適そのもの)
僕は無重力姿勢が好きなので常に最大に倒して使用しています。この角度まで倒してもストレスがないのはフットレストとランバーサポートによる効果が大きいと思っています。姿勢がとにかく楽です。
体重が軽くても快適!リクライニング圧力調整
体重が軽い方はリクライニングを倒すのに踏ん張って力を入れる必要がありますが、グロウスピカは座面下のダイヤルを回すことでリクライニングの圧力を調整し、少ない力で簡単に倒すことができます。
多くのオフィスチェアは座面の真下にダイヤルがついていますが、グロウスピカは右横についているので座ったまま調整することができます。
オフィスの会議室など、不特定多数の方が座る場面でも簡単に調整できますね。
実際に使ってみた体重が軽くても快適!リクライニング圧力調整レビュー
調整機能自体はごくごくありふれたものなので特に感動はないですが、座面の右下にあるのでぐるぐるしやすいです。
僕はリクライニングをさっと倒したいので体重71kgですがかなり弱めにしています。
座面の前後調整
足の長い人が座面から太ももが出すぎていると足や膝に負担がかかってきます。
足が短い人が座面に合わせて座ろうとすると背もたれやランバーサポートが遠くなり、体を預けにくくなります。
グロウスピカは座面が前後7cmまで調整でき、これらの問題を解決することが出来ます。座面の上下と前後を微調整することで、その人の体にぴったりの姿勢で座ることができます。
座るときはしっかり足をついた方がいいの。
また、座面を短くし、前後調整できるランバーサポートと併用することで前傾姿勢でもかなり作業しやすくなります。
実際に使ってみた座面の前後調整レビュー
取扱説明書には12mm間隔で6段階と記載がありますが、実際は無段階に好きな位置で固定することができました。体格に合わせて調整することはもちろん、姿勢によって細かく調整できるのも良いですね。
座面調整が可能になると体格、足の長さ、姿勢などかなり細かく対応できるようになる感じがします。
僕は無重力姿勢なので座面は常に最大に出しています
【要チェックレビュー】競合で最も低い!座面高調整機能
エリート・ベース | 440mm |
プロ・ライト | 465mm |
エルゴヒューマン PRO2 Ottoman | 455mm |
COFO | 480mm |
みなさん意外と気にしていないのが座面の最低の高さではないでしょうか?
デスクに向かう正しい姿勢をするとき、足の裏は床についている必要があります。
床に足がつかないと足の重みで腰に負担がかかったり、太ももの血流が悪くなったりするんだよ
特に小柄な方は、少しリクライニングを倒しただけで足が浮いてしまうことがあるので、座面が最も低くなる高さは低ければ低いほどいい…というのが僕の持論です。
最も高くなる位置なんでどうでもいいんです!低くなる位置が重要なんです。
以前オコフムは買った椅子の高さが気に入らなくて、椅子を足の高さが低いやつとニコイチにしてオリジナルの椅子を作っていたよ…
エリートはBIFMA認証の高品質シリンダーを採用しているので、一般的なシリンダーは100ストロークが多い中、120ストロークまで対応。これが座面を低くできている要因のひとつでしょう。
実際に使ってみた競合で最も低い!座面高調整機能のレビュー
競合チェアを試座しまくったときに気づいていましたが、やはり圧倒的に低くなります。リクライニングに体を預けても余裕で足裏が床につくので「フットレストを出すほどでもないけどリクライニングを倒したいちょっとした作業」のときに楽。
身長が低い方はグロウスピカ一択でいいほど快適です。
座る人の身長
公式HPでは1オススメの想定身長は150-190cmと書いていましたが、座ってみた感じ高さ的には140cm後半の方でも座れそうな感じ。150cmに近づくほど、190cmに近づくほど調整範囲は狭くなると思いますが、他の椅子よりも調整範囲は抜群に広いのでエリートを選ぶのが無難と言えるでしょう。
血流が悪くなりにくいカーブ構造の座面
ぜっかく低くセッティングできる座面でも、端の形状によっては足が上がってしまいますし、際が落ちているタイプのものは膝裏がひっかかって血流が悪くなり、疲労を加速させます。
エリートの座面は前側がカーブ構造になっているので、膝から下をスッと床に伸ばせ、自然に足を床につけることができます。
構造上、椅子の上であぐらをかきにくいのですが、僕の身長(174cm)程度では座面を前に出すことで快適にあぐらをかくことができました。
オットマン伸ばしきらずに、座面につけて使うと大柄な人でもあぐらをかけるよ!
背もたれは14段階・7cmの高さ調整が可能
背もたれは14段階・7cmの高さで調整できます。
「背もたれの調整」と考えると位置決めがなかなか難しくなりますが、「ランバーサポートの上下調整」を考えるとビタッといい位置に決めることができます。ランバーサポートが腰に心地よく当たるところがあなたの背もたれベストセッティング。
エルゴヒューマンの背もたれは椅子から降りて調整する必要がありますが、こちらは座ったまま調整できるのでベストセッティングにすぐにたどり着くことができます。オフィスの会議室など、不特定多数の方が座る場面でも簡単に調整できますね。
実際に使ってみた背もたれは14段階・7cmの高さ調整レビュー
背もたれの高さ調整はランバーサポートとヘッドレストも連動します。単純に腰にランバーサポートがジャストフィットする位置に調整するのがおすすめ。座面高さ調整があることでランバーサポートのポテンシャルも遺憾なく発揮される感じ。
ただ、一番高い位置にセットしようとして勢い余って最大位置を5mm超えてしまうと下に下がってしまうので高い位置へのセッティングは難易度が高め…。一度上げてから一番下に下がるのではなく、上下に自在に動かせる機構だともっと良かった感じです。
高さ・角度調整可能なヘッドレスト
肩こりの多くは頭の重さによるもの。人間の頭は体重の10%とも言われていますが、首が前に傾くほど頭の重さの数倍の負荷が頚椎位にかかってしまいます。姿勢によっては4倍以上の負荷になってしまうので、頭をしっかりと置けるヘッドレストは長時間の作業には必要不可欠。
エリートのヘッドレストは高さ6.5cm 回転角度38度の範囲で調整できるのでベストセッティングを見つけやすいです。
ただ、前後調整はついていないので、140°の優秀なリクライニングをフルに倒すとモニター位置によってはクッションをかませたりする工夫が必要になります。とはいえ、この工夫は【寝ながら作業】をする人にとってはどんな椅子でも必要。
初めは他の競合チェアより小さいサイズが気になりましたが、実際に使ってみるとむしろ小さい方がピンポイントに当てたい所に当てられるので好みになりました。
実際に使ってみた高さ・角度調整可能なヘッドレストレビュー
おそらくあなたがまだ気づいていないグロウスピカの魅力の一つが「小さなヘッドレスト」です。可動域が広いことと組み合わせると、頭のココにヘッドレストをピンポイントで当てることができます。ココ、頭が下がらないのでかなり良いですよ。
ただし、座りながら調整できないのでそこはマイナス点。ゴリゴリ動かさなければならないので壊れないか心配になります。
また、季節問わず髪や肌が直接触れる部分なので、気になる方はヘッドレストカバーを使うのがおすすめ。
【要チェックレビュー】エルゴヒューマンより長いフットレスト
グロウスピカ | 440mm |
COFO | 不明 |
エルゴヒューマン | 405mm |
フットレスト付きのオフィスチェアは多くありますが、意外と「中途半端な長さ」のものが多いです。
せっかくフットレスト付きの椅子を選んだけど、なんとなく使ってないや…
という言う方も多いのでは?足首しか乗らない半端なフットレストは足がブラブラしてあまり心地良ものではありません。購入する前は散々フットレストの使用をイメージしたのに、実際に使ってみると心地よさを感じないのはこの辺りに原因があのかもしれません。
グロウスピカのフットレストは、あのエルゴヒューマンよりも35mmも長く、しっかり足を上げることができます。
優秀なリクライニングを併せればリラックスはもちろん、寝ながらの作業も快適に行うことができます。
また、フットレストを少しだけ出して座面にくっつければ余裕であぐらをかける座面を手に入れることもできます。
ちなみにCOFOのフットレストの長さは公表されていませんが、試座した感じはグロウスピカと同等程度でしたよ!
実際に使ってみたエルゴヒューマンより長いフットレストレビュー
フットレスト・オットマン使用手順
- 使用時フットレストを引き出す
- 使用時両サイドのノブを同時に奥に回す
- 使用時フットレストの角度を調整して使用する
- 収納時両側のノブを同時に手前に回す
- 収納時フットレストを下向きにして収納
競合チェアよりもかなり長いオットマンはきちんと足を乗せることができ、幅も十分にあるのでかなりリラックスした状態になれます。使用感はとてもいいのですが、気になった点がいくつかありました。
それぞれ簡単に解説します。
夏は肌が触れるので衛生面が気になる
夏は短いパンツで過ごしているので肌が直接フットレストに触れるのが嫌でした。これはフットレストカバーをつけることで解決しています。
フットレストの出し入れが硬い
フットレストの出し入れがかなり渋く、そのまま使用するとかなりのストレスになったのでシリコンルブスプレーをバーに吹き付け問題を解決しました。ルブスプレーは揮発性が高いので本当はその場に留まるシリコングリスが良かったのですが、ちょうど切らしていたので代用した感じです。
556は樹脂(座面したの穴は樹脂)に攻撃性があるので使用厳禁です。攻撃性のないシリコン系のスプレーかグリスを使いましょう。うっすら塗ればOK。
収納状態で足に当たる
足を座面の下まで入れる方は、収納したフットレストが足に微妙に当たるので少々気になるかも?
それと、立ち上がろうとした時にたまにフットレストの角が足に当たることがあるので気になる人は気になるかも?
「フットレストに魅力を感じていないし、使うよてはないけどとりあえずエリートにするか…」と考えている方は注意したほうが良いです。もしかしたらあなたに合っている椅子はベースかもしれません。
プロ・ライトから大幅改善されたアームレストの調整方法
旧世代のプロのアームレストの微調整は上げるときにしかできません。つまり、
という少々面倒な操作が必要。
せっかく細かい調整機能があるのに、調整のたびにアームレストにストレスを感じるのはもったいないですよね
一方でエリートとベースはアームレストの横にボタンがついていて、これを押しながら自由に上下に位置調整することができます。
上下の他に、前後・左右・角度も調整できます。
実際に使ってみたプロ・ライトから大幅改善されたアームレストの調整方法レビュー
プロとライトから大幅改善されたのは上下調整方法。ごくごく普通の調整機構で最高に使いやすいですね。
アームレスト自体の幅も十分広いのでどんな姿勢になってもちょうどいい位置に調整することができます。
一つだけ気になったのがアームレストの素材。経年劣化でハゲてくるやつのような気がしたので早めにアームレストカバーを被せました。
【要チェックレビュー】購入の決め手!プロ・ライトにはないアームレスト追従機能
これは背もたれを倒した状態でタイピングをする方にとって、とても重要な要素。
アームレスト追従とは、リクライニングさせた時にアームレストが背もたれと一緒に(自分の体側に)倒れるかどうかということ。
追従しないタイプだと、フルリクライニングさせたときにアームレストは前方に残ったままになり、肘を置く場所がなくなってしまいます。
エリートとプロの決定的な違いがこれ。これはメーカーHPにも一切記載がないですが、椅子マニアの僕から言わせれば素材やレバーの変更よりも100万倍大事なこと。
ちなみにエルゴヒューマンとCOFOプレミアムもアームレストは追従しますが価格が…(COFOプロは非追従)
「リクライニングしながら作業しない」っていう人でも、休憩のときにスマホをいじるときに肘置きがないと腕が疲れるよ。
以前使っていた椅子は追従しないタイプだったので、左右のアームレストを入れ替えて、リクライニング時になるべくアームレストが後方にくるようにして使っていました…。
実際に使ってみた購入の決め手!プロ・ライトにはないアームレスト追従機能レビュー
文章ではなかなか伝わらなかったと思いますが、実物が届いたので写真で説明します。
多くのオフィスチェアはリクライニングしたときとしないときでアームレストの位置が変わりません。
グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】はリクライニングに合わせてアームレストが追従するので、
フルリクライニングの無重力姿勢でタイピングしたり、読書したり、スマホをいじったりすることが超絶楽になります。
一見「普通じゃない?」と思うかもしれませんが、これをやるのに苦労する椅子の多いこと多いこと…以前の椅子はアームレストクッションを付けたりしていました…
静音キャスター
キャスターはPU素材を使用しているので静音性が高く、床への負担も少ないです。ホイールの間にゴミが溜まるので定期的に裏返してピンセットなどでホジホジしましょう。
実際に使ってみた静音キャスターレビュー
だいたいのオフィスチェアは静音キャスターを採用しているので、その点は特筆するものではないですが、グロウスピカエリートのキャスターは真ん中に空いており、髪の毛やホコリが中に巻き込まれにくく、掃除がしやすくなっています。
ハンガー付
多くのオフィスチェアではオプション扱い(エルゴヒューマンで@5,000円)のハンガーですが、エリートには最初からついています。
オフィスで使用するときはジャケットをかけられますし、自宅でも帰宅した直後のジャケットや、冬ははんてんやカーディガンなど、ルームウェアの上に着るものをかけておけます。
ただし、どんなハンガーでもそうですがリクライニングを倒すと衣類が床についてしまうのでその点だけ注意しましょう。
僕は正直ハンガーは不要なので、やっぱりオプション扱いにしてもらえるとよかったかなと思います。ハンガーには小さなフィギュアでも貼り付けて楽しもうと思います。
実際に使ってみたハンガーレビュー
やはりフルリクライニングするとジャケットが地面につきますが、この問題を解消できる方法はないので仕方ありませんね。
購入前はハンガーは使わない予定でしたが、あったらあったで結構使いますし(部屋着を引っ掛けておいたり)、椅子を移動させる時の取っ手として優秀だと思っています。
グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】の特に良いところ、メリット
ここまでの内容から、グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】の特に良いところをまとめてみましょう。
グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】のデメリット、悪いところレビュー
逆に悪いところ、不満なところを挙げてみましょう。
一人暮らしの女性の方はお手伝いが必要かと思います。時間をかければ組み立て自体はできますが、玄関先から部屋に持ってくるのに苦労するかも。
リクライニングやオットマン、アームレスト追従はリクライニングを倒したときにこと真価が発揮されるので特に必要性を感じない方にはオーバースペックかと思います。
これはメリットでもありデメリットでもあると思います。調整の幅が競合より弱い圧から始まって、それ以上の圧まで調整できれば最高なのですが、実際は競合よりも強い圧から始まってしまっているので、
圧が強すぎる…
と感じたときに「COFOにしておけばよかったかも?」という考えが頭をよぎるかもしれません。
とはいえ、COFOやエルゴヒューマンはそもそも調整機能がついていませんし、人間工学に基づいて設計されたエリートのサポートを「圧が強い」と感じるということは腰に何かしらの問題を抱えていて、それをエリートが改善しようとしてくれているのでは…?と前向きに捉えることもできます。
グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】がおすすめの人
座った姿勢が優秀なのは言うまでもありませんが、グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】は他のモデルや競合チェアに比べて「リクライニングを倒して何かする」ということに特化しているので、がおすすめの人は、
という方に特におすすめです。
グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】を試座できるところは日本で一箇所だけ
- Qグロウスピカエリート【GrowSpica Elite】を試座できるところ、ショップはどこですか?
- A
東京のb8ta Tokyo – Yurakuchoと越谷レイクタウンで試座が可能です。
高い買い物なので試座をしてから購入したいですよね。グロウスピカのチェアは東京、埼玉、大阪の3箇所で試座することができますが、エリートを試座できるのは東京のb8ta Tokyo – Yurakuchoと埼玉の腰型レイクタウンです。
公式HPのよくある質問では「有楽町はプロのみですが」との案内でしたが実際は3モデルあります。
入り口入ってすぐにエリートとプロがあり、ベースは店員さんに声をかければバックヤードから出してくれます。とても丁寧に説明してくれます。
ついつい「このショップから買いたい!」と思わせてくれる接客をしてくれますが、試座のみで購入はできません。QRコードが書かれた紙のクーポン(3000円割引)を頂けますが、当サイトのクーポンを使ったほうが手っ取り早いです 笑
有楽町b8ta Tokyo – Yurakucho
期間 | 2023年4月1日(土)〜終了日未定 |
住所 | 東京都千代田区有楽町1-7-1有楽町電気ビル1階 |
営業時間 | 11:00 – 19:30 |
定休日 | 不定 |
有楽町に行ったらついでにCOFOの試座もおすすめ
b8ta Tokyo – Yurakuchoから歩いて行ける距離のビッグカメラ有楽町の5階でCOFOの試座ができます。プレミアムとプロの両方試座できるのでぜひ立ち寄って「やっぱりグロウスピカだな」と納得してグロウスピカを選ぶようにしましょう 笑
ビックカメラ有楽町店 5階 |
東京都千代田区有楽町1-11-1 |
越谷レイクタウン
越谷レイクタウンではGrowSpicaのPro、Eliteの2タイプに試座することができます。
期間 | 2023年10月1日(日)〜終了日未定 |
住所 | 〒343-0828 埼玉県越谷市レイクタウン3丁目1番地1 |
営業時間 | 10:00〜21:00 |
定休日 | 年中無休 |
グロウスピカエリート【GrowSpica Elite】ブラックを最安で買えるのはAmazonではなく、楽天(まとめ買いなら公式)
- Qグロウスピカを最安で購入したいです。
- A
楽天ヘビーユーザーの方が1つ買うなら楽天が圧倒的に安いです。5点以上購入する場合は公式さんが最安になります。ちなみにホワイトは楽天で販売していないので公式からの購入が最安になります。
結論から言うと楽天が一番安いです。
グロウスピカは店頭購入はできず、ネットショッピングでのみの購入になります。
- Amazon
- 楽天
- ヤフー
- 公式HP
などの選択肢がありますが、それぞれ、
僕はショップの通常ポイントが熱いタイミングでエリートを購入したので、
商品単価 | 79800円 |
獲得ポイント | 9750pt |
実質価格 | 70050円 |
で購入することができました。
楽天ポイントが3000pt以上つくのであれば楽天で購入するのが最安といえるでしょう。
楽天ポイント獲得には上限があったりするので結構調べないといけないです。面倒な方は3000pt以上ついているタイミングで購入するのがおすすめ!
楽天ポイントが3000ポイント未満であれば公式HPから購入するのが最善と言えるでしょう。
すぐに手元に欲しい人は配送が最速のAmazonもアリ!一刻も早く座るべきだよ!
また、ホワイトは楽天では取り扱いがないようなので、ホワイトが欲しい方は公式で購入するのが最安になります。
楽天ポイントの注意点
楽天ポイントを効率よく集められる各種セールやイベントにはもらえるポイントの上限があります。
セール | ポイント上限 | 考え方 |
買い周り | 5000~7000 | 付与ポイントが3000以上で、かつ他に買い物をほとんどしないなら買い周りセールで購入するべき。 |
イーグルス勝利 | 1000 | 公式でクーポン使ったほうがいい。 |
5と10がつく日 | 3000(月間) | クーポンと同額なので、その月に楽天で買物しないなら使ってもいい…。買い物する可能性が少しでもあるなら公式でクーポン使ったほうが良い。 |
買い周りセールでは公式クーポン以上のポイントが返ってきますが、セール中に他にも買い物をする場合はグロウスピカは高額商品なのですぐにこの上限に達してしまいます。「グロウスピカ単体で貰えるポイント」が3000ポイント以下になってしまうことが多いので注意が必要。
買い周りセールは購入ショップに応じてもらえるポイントが増えていくので、安価な商品を買いまわるのに向いてますもんね…。
僕が購入したタイミングではとあるショップさんが通常ポイントを16倍とかにしていたので安く変えただけです。通常ポイントには上限がないので。敢えて買い周りセールを外して注文しましたよ!
会社さんでまとめ買いする際は公式HPの割引が最安
引用元:RASICAL
会社さんなどでまとめ買いする場合は公式HPから購入するのが最安になります。エリートを例に出すと、10点以上の購入で@70044円となり、僕が楽天で購入したときよりもわずかに安くなります。
これに3000円クーポンも使えるはずなので、@69644円で購入できるかと(10点購入した場合)。
クーポンを使うことを前提にするなら5点以上買う場合は公式さんが最安ね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
という内容のレビュー記事でした。他のモデルとの違いを詳しく知りたい方、「エリートは私には不要…」と感じた方はぜひ下の記事を読んでみて下さい。あなたにぴったりのグロウスピカが見つかります。
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